株式会社玄技術研究所
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2層タイプの水系紫外線硬化型コーティングシステム

2層タイプの水系紫外線硬化型コーティングシステムは、アンダーコートとトップコートTを使用する汎用システムです。

“ウィナップTVFメディカル”では、アンダーコートとしてUまたは(W1+W2)を使用します。また、施工時に使用するその他のケミカル類がそろっています。



W101による紫外線照射作業風景

W101による紫外線照射作業風景

2層タイプの水系紫外線硬化型トップコートとアンダーコート

2層タイプの水系紫外線硬化型トップコートとアンダーコート

トップコートTには白化防止機能が付与されていますから、窓ガラスを通過した太陽光であればあたっても白化しにくくなっています。

ハンディータイプの紫外線照射装置S100大型の紫外線照射装置W101の両方が使えます。

アンダーコートUを使うと、塩ビ系床材のほか吸い込みの激しいリノリュームや劣化した床材にも施工できます。

アンダーコート(W1+W2)を使うと、体育館などの未塗布木床(無垢のフローリング)に施工できます。


■2層タイプの水系紫外線硬化型トップコート:Tの塗膜性能
光沢保持性能 ※
T ※※
樹脂ワックス
2液型溶剤系塗料
1液型水性塗料
砂ラビング法(40往復)※※
91→44
80→10
90→12
63→16
スチールウール法(20往復)※※※
91→59
80→17
90→5
63→11
※  光沢劣化させる前と後の60゜鏡面光沢度の変化で評価した
※※ ホモジニアス塩ビタイルに水40%カット(希釈)、塗布量30g/m2で塗布した

耐汚染性能 ※
T
樹脂ワックス
2液型溶剤系塗料
1液型水性塗料
黒マジック

×(溶解)

×
赤インキ
△(○) ※※
×

×
イソジン

×(溶解)

×
ハイポアルコール

×

×
加熱処理食用油

×


毛染め液
○ ※※※
×
×
×
※ 
汚染物質を塗膜面に付着させて室温で3時間密閉放置した後、JISの規定により拭き取った
合成ゴムは250g/cm2で3日間塗膜面に圧着し、着火タバコは塗膜面に5分間放置した
※※  (○)はバッファーBを使ってバフィングした後の状態を示す
※※※ ホモジニアス塩ビタイルは焦げて膨張しているが、Tの塗膜には損傷がない

耐滑り性能 ※
TのC.S.R
最適C.S.R
紳士靴(Dry)
0.88〜0.90
0.38〜1.03
紳士靴(Wet)
0.47〜0.49
※ 東京工業大学で測定

抗菌性能※
Tの菌数
対照区の菌数
黄色ブドウ球菌
<10
1.5E6
接種直後の菌数
2.5E5
大腸菌
<10
1.4E7
接種直後の菌数
2.3E5
※ 標準添加量の抗菌剤(kk)を添加してJIS Z2801:2000により評価した

不快害虫忌避性能 ※
潜伏していた害虫の合計数
忌避率
忌避剤を添加したT
3
94%
無添加のT
49
※ 標準添加量の不快害虫忌避剤(v)を添加して(財)日本環境衛生センターの
試験方法により評価した